ラダーとリバランス
ラダー(ladder)はプロトコルの運用流動性です。購入向けの CUBIT ポジションと、市場付近の売却を吸収できる ETH のクッション(cushion)からなります。
ポジションは移動可能で、利用可能性はプロトコル資金、価格、プールの配置制約に依存します。
トークンの配分
確認したコードではラダー保有トークンの 70 % を有効ポジションに配置し、残りを準備分とします。配置分は三つの帯に 20 % / 30 % / 50 % で配分します。
| 帯 | 帯に配分する数量の割合 | おおよその価格範囲 |
|---|---|---|
| 第 1 | 20 % | 基準 → ×2 |
| 第 2 | 30 % | ×2 → ×4 |
| 第 3 | 50 % | ×4 → ×8 |
各範囲は 6 930 tick で、価格はおよそ倍になります。比率は配置目標であり、丸め、流動性上限、市場位置によって準備分が増える場合があります。
これらはチームへの割当比率ではありません。バーン用の分離トークンや Vault に預けた CUBIT はラダーが自由に使える準備分ではありません。
ETH のクッション
クッションは通常、市場より下に置く移動可能な買いポジションです。従来の形状は幅全体で価格が約半分になる設計です。配置は買い壁の制約に従います。
ladderIdleEth に計上された ETH は有効ポジション内の ETH ではありません。idle の間は取引可能な厚みを生みません。
価格がレンジ内で動くとき
価格がラダーの範囲で変動すると、在庫は CUBIT から ETH、または逆へ徐々に変わります。ラダーは自身のトークンを再利用し、リバランスでポジションを再編成できます。
買い壁は異なり、買い戻した CUBIT を分離してバーンし、LP に戻しません。買い壁に届く変動は市場からトークンを除去し、一部の範囲の流動性を消費します。
買い壁より上に留まるレンジではこのバーンは起きません。価格が対象ポジションを実際に通過する必要があり、時間経過だけで全 tick が空になることはありません。吸収と供給減少。
ラダーと複数の固定買い壁の互換性は今回の改訂対象です。旧版の配置形状の詳細だけでは新版を検証できません。
リバランスの処理
リバランスは対象ラダーポジションを引き出し、資産と実現手数料を計上・配分して、コントラクトの基準値周辺に利用可能な流動性を再配置します。
sweep は計算対象 ETH の 15 % を買い壁準備金へ移します。keeper 報酬は上限付きでラダーから出ます。Vault が利用可能で活動収入があれば、ラダー LP 手数料の ETH 実現分を配分します。
呼び出し元はリバランスで価格、買い壁の受取人、自身のウォレットへの引出しを選べません。
呼び出し可能な条件
ソースでは基準移動 1 250 tick 以上と 25 ブロックのクールダウンを使います。初期化、メンテナンス停止、実行コンテキストも検証します。
クールダウンのブロックと V2 日程の秒は別の時計です。25 ブロックは固定時間を保証しません。
Lens は実行資格を提供します。送信前は必ず呼出アカウントでシミュレーションします。読取りから実行までに他の取引が状態を変える場合があります。メンテナンスの実行。
出典: CubitHook._deployAsks, _rebalance, _referenceTick および libraries/BandLib.sol。記載値は確認したソースのもので、複数買い壁への統合は要検証です。